《完》守って! SILVER☆EYES ～狼ｸﾝとﾌｧﾝﾀｼﾞｰﾗﾌﾞ～

あたしは声が大きくなり
かけるのを抑えつつ銀に
聞いてみる。



｢ねぇ銀、別れ際に氷龍が
言ってたよね？

あたしの純潔を頂くとか
なんとか……｣



“純潔”なんて言葉、
今どき日常会話じゃ
サッパリ聞かない。



でもあたしの知識が
間違ってなければ、純潔
ってたしか、その……。



……自分からは言い
づらくて、あたしはジッと
銀の答えを待ってた。



銀は別に間を置くことも
なく、何でもないことを
話すようにサラッと答える。


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