《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
緊迫した声だったけど、
銀もふに落ちてないのが
わかった。



銀はさらに続けて、



『氷龍とは違う……もっと
小さな霊力だ。

けど、これは――…?』



「ん? 何? なんなの銀?」



『いや……ハッキリしない
から様子を見る。

姫は人の多い所に向かった
方がいいから、そのまま進め』



「わ、わかった」



早く本館に入らなきゃ。



不安で体がギクシャクした
けど、あたしは再び歩き出した。


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