《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
凰牙クンの方もニコニコ
しながら元気な声で、



「何って銀の手助けするためや。
決まってるやろ」



「手助けねぇ。

そんなのが来るなんて、
銀ひとことも言って
なかったじゃない。

どーして? 臨時で呼んだの?」



「呼んでない。

凰牙が勝手に来たんだ」



銀が仏頂面で即答すると、
凰牙クンはプゥッと頬を
膨らませて反論した。



「勝手にはないやろ!

オレが一緒に行きたいて
言うたら、変化もできひん
のに何が出来るねんて
言うたから。

せやからオレ、必死で習得
して追いかけてきたんやで」


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