《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
(最初の何日かは緊張
してたけど。

なんか段々、慣れて
きちゃったな〜……)



ぬるめのお風呂に肩まで沈めて。



は〜いいお湯、なんて
ついついあくびでも
出そうになった時だった。



「……………?」



何の危機感もなく、『なん
だろ?』って思っただけだった。



それくらい、ささいな兆候
だったから。



――コポコポ、って。



三角座りしたあたしの
両膝の間を、小さな泡が
上がっただけ。


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