《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「惜しかったな。
あと一息だったのに――
失敗しちゃったね」
「―――――っ!?」
苦しさも忘れて声の方向を
凝視した。
それでわかったけど、
ここはやっぱ間違いなく
うちのお風呂場だ。
浴室のドアは開け放たれ、
あたしと銀は脱衣所にいる。
そして声は、浴室の中……
小さな出窓になってる窓の
桟(サン)に腰掛ける人物が
発したものだった。
――青灰の長い髪、東洋の
民族衣装みたいな服装。
_
あと一息だったのに――
失敗しちゃったね」
「―――――っ!?」
苦しさも忘れて声の方向を
凝視した。
それでわかったけど、
ここはやっぱ間違いなく
うちのお風呂場だ。
浴室のドアは開け放たれ、
あたしと銀は脱衣所にいる。
そして声は、浴室の中……
小さな出窓になってる窓の
桟(サン)に腰掛ける人物が
発したものだった。
――青灰の長い髪、東洋の
民族衣装みたいな服装。
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