《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「そう―――…」



あたしは口をつぐんで考える。



玖狼様に精力を与える
のに、あたしに害はない
って前に銀は言ってた。


それなら銀に対しても、
特にあたしに不都合はなく
できるのかな?



(それだったら。

何か、あたしにできる
ことがあるなら――…)



……銀はあたしを守ろうと
してこんなことに
なっちゃったんだもの。



「どうしたらいいの、凰ちゃん?

あたし、できることがある
なら何でもするよ」


_
< 252 / 426 >

この作品をシェア

pagetop