《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「月には月齢っていうのが
あって、満月は十五夜
だから15なんだよね。
それじゃあ今日の月齢は
いくつなのかな?
月が満ちると何が変わるのかな?
――なぁんて思いながら、
見てた」
はにかみながらそう言うと
銀も軽い身のこなしで立ち
上がってこっちに歩いてくる。
音もなくあたしの隣に立つと、
「ゲツレイ……。人間が
後からつけた理屈は、
よくわからないが。
月の満ち欠けは、大気に
満ちる力の満ち欠けとも
一致してる。
だから満月は、言って
みれば自然界の力が最も
強まる時だ」
_
あって、満月は十五夜
だから15なんだよね。
それじゃあ今日の月齢は
いくつなのかな?
月が満ちると何が変わるのかな?
――なぁんて思いながら、
見てた」
はにかみながらそう言うと
銀も軽い身のこなしで立ち
上がってこっちに歩いてくる。
音もなくあたしの隣に立つと、
「ゲツレイ……。人間が
後からつけた理屈は、
よくわからないが。
月の満ち欠けは、大気に
満ちる力の満ち欠けとも
一致してる。
だから満月は、言って
みれば自然界の力が最も
強まる時だ」
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