《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
アハハと苦笑すると、銀は
一瞬目をそらして何か
考えるような顔をした。


けどすぐに再びあたしを見て、



「――外に出てみるか?」



「え?」



外に出るって、どーゆーこと?



意味がわかんなくて
キョトンとするあたしに、



「危険だから、少しだけだが。

月を見たいなら、オレが
外に連れて行ってやる」



「銀が――外に――…?」



二人で月を見に、外へ。



――なんだか少しドキドキした。


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