《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
だけどあたしは不思議な
何かに誘われるみたいに、
『ウン』と頷いてた。
「じゃあ、行こう」
こんな夜中に玄関から
出たりはできない。
どうするのかと思ったら、
銀はカラカラと窓を開けた。
そしてあたしを振り返って、
「ほら、行くぞ」
伸ばされた腕。
あたしをかかえて外に
出るってこと……?
「……………!」
恥ずかしかったけど、
思い切って銀の手を握り返した。
_
何かに誘われるみたいに、
『ウン』と頷いてた。
「じゃあ、行こう」
こんな夜中に玄関から
出たりはできない。
どうするのかと思ったら、
銀はカラカラと窓を開けた。
そしてあたしを振り返って、
「ほら、行くぞ」
伸ばされた腕。
あたしをかかえて外に
出るってこと……?
「……………!」
恥ずかしかったけど、
思い切って銀の手を握り返した。
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