《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
当麻クンの影は、室内で
できるにしては不自然な
ほど濃くて大きい。
それに今、勝手に動いた。
こんなの明らかに普通じゃない。
「……………っ!?」
今度は影の落ちる床が
ユラユラと揺らめいた。
呼吸も忘れて凝視するなか
その部分は水面のように
波打ち始め――…
そしてそこから、
ゆっくりとナニカが
出て来ようとしてた。
(何? 人―――…!?)
床からゆっくりと出てくる
灰青色の髪。白い顔。
_
できるにしては不自然な
ほど濃くて大きい。
それに今、勝手に動いた。
こんなの明らかに普通じゃない。
「……………っ!?」
今度は影の落ちる床が
ユラユラと揺らめいた。
呼吸も忘れて凝視するなか
その部分は水面のように
波打ち始め――…
そしてそこから、
ゆっくりとナニカが
出て来ようとしてた。
(何? 人―――…!?)
床からゆっくりと出てくる
灰青色の髪。白い顔。
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