《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「よくも、オレの姫を―――…」



(――――!? この声―――!!)



銀の声に似てる気がする。


でも、全然違う声の
ようにも聞こえる。



そんな、何だか不思議な……
夢の中で響いてるかのような声。



その声は、もう一度
ゆっくりと言った。



「オレの姫から、離れろ――…」



怒りと強い意志に満ちた言葉。



あたしはようやく確信した。



間違いない。これは、銀だ……!



「銀っ、銀っ!?」


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