《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「驚いたな。
キミは……まだ、そんな
力を秘めてたのかい」
真後ろから聞こえた氷龍の
声があたしを我に返した。
銀は一歩一歩ゆっくりと
進みながら、怒りを込めた
瞳で氷龍を睨みつける。
「貴様―――。
よくもオレの姫に触れたな……」
どこか高圧的な口調は、
やっぱり普段の銀とは違う。
ともすれば尊大なほどの
意志をたぎらせて、銀は
キッパリとこう言い切った。
「その罪の重さ――お前の
身にわからせてやろう。
これ以上オレの姫に触れる
ことは、許さん――!」
☆☆☆☆☆
_
キミは……まだ、そんな
力を秘めてたのかい」
真後ろから聞こえた氷龍の
声があたしを我に返した。
銀は一歩一歩ゆっくりと
進みながら、怒りを込めた
瞳で氷龍を睨みつける。
「貴様―――。
よくもオレの姫に触れたな……」
どこか高圧的な口調は、
やっぱり普段の銀とは違う。
ともすれば尊大なほどの
意志をたぎらせて、銀は
キッパリとこう言い切った。
「その罪の重さ――お前の
身にわからせてやろう。
これ以上オレの姫に触れる
ことは、許さん――!」
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