《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
30センチほどしかない
足場に、体を羽交い締めに
されて爪先立ち。
怖さで足がすくんじゃい
そうだった。
おまけに後を追ってきた
銀が同じくライトの端に
立つと、氷龍はグイッと
あたしの首を締め上げて、
「おっと、それ以上は
短気を起こさないでおくれよ。
僕もできればこんなに
かわいい少女を殺したくはない」
「貴様――どこまでも
卑劣な――…」
怒りに満ちた声と共に、
銀の体から音もなく光が
立ちのぼった。
_
足場に、体を羽交い締めに
されて爪先立ち。
怖さで足がすくんじゃい
そうだった。
おまけに後を追ってきた
銀が同じくライトの端に
立つと、氷龍はグイッと
あたしの首を締め上げて、
「おっと、それ以上は
短気を起こさないでおくれよ。
僕もできればこんなに
かわいい少女を殺したくはない」
「貴様――どこまでも
卑劣な――…」
怒りに満ちた声と共に、
銀の体から音もなく光が
立ちのぼった。
_