《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
銀は答えるのを待ってた
みたいで、あたしと目が
合うとすぐに、



「嘘じゃない。

オマエが呼ぶまで、窓の
外にいたから」



「はぃ? 窓の外??」



って、ここ、2階……。



しかもあたしの部屋、
ベランダとかない。



「ど、どうやって窓の外に
いたっていうのよ〜っ!?」



トーンだけヒソヒソ声に
して、それでも思いっきり
つっかかると、銀は眉を
ハの字にして、



「変なことばかり聞く奴だな。

どうやってと言われれば、
浮いてたんだ」


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