《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
「頭から血!? って大ケガ
じゃない!」
「だと思う。
玖狼(クロウ)様にオマエを
見せたら、死にかけてる
って言ったから」
「クロウ? 誰、それ?」
「玖狼様は玖狼様だ」
いや、だからわかんないけど
まぁいいや――きっと銀は
それを説明する言葉を
知らないのかもしれない。
それよりも大事なのは、
「あたし、山でそんな
大ケガしたことなんて
ないはずだよ。
本当に小さな頃だったと
しても、親から聞いた
こともないし」
_
じゃない!」
「だと思う。
玖狼(クロウ)様にオマエを
見せたら、死にかけてる
って言ったから」
「クロウ? 誰、それ?」
「玖狼様は玖狼様だ」
いや、だからわかんないけど
まぁいいや――きっと銀は
それを説明する言葉を
知らないのかもしれない。
それよりも大事なのは、
「あたし、山でそんな
大ケガしたことなんて
ないはずだよ。
本当に小さな頃だったと
しても、親から聞いた
こともないし」
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