《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
震える声で聞くと、銀は
迷うことなく頷いた。



「一人だった」



「……………!」



疑惑が現実味をおびて
胸の中に広がる。



あたしは勇気を振り絞って
銀に話の続きを促した。



銀はまた言葉に悩みながら、



「玖狼様は、放っておい
たらオマエは死ぬと言った。

だけどかわいそうだから、
契約をしようと。

オマエが女で、歳も
ちょうどよかったから」



「け、契約………!?」


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