《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~
大ケガを治して、記憶も消した?


何それ? そんなこと、
どーやったらできるの?



「玖狼様っていうのは
どんな人なの?

そんなことができるなんて……」



尋ねると銀は眉をしかめる。


『まだ聞くのか?』とでも
言いたげな感じ。



だけど律儀にまた首を
ひねって、こう説明してくれた。



「玖狼様は、里の長(オサ)だ。

特別な種族だから、特別な
力が使える。

ケガを治したり記憶を
消すのは、オレはできない」


_
< 83 / 426 >

この作品をシェア

pagetop