透明な銃

2人は相変わらず言い合いを繰り広げており、
小池先生はというと……何故か僕の方を見て立ち止まっている。

これはまさか……?

「君、私の担当クラスの子だよね?名前はたしか――」

しまった!

昼メロ展開は避けられたけれど、
どうやら僕は先生の心を打ち抜いてしまったようだ。

つまり先生は僕に惚れてしまった……?


……これはもう1つの最悪の事態といえそうだ。
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