恋する一匹狼少女
「う、うん。佐倉 涼君だよね?」
「知ってたんだ!」
ヤバ、しゃべったこともないのに
フルネーム知ってて変な人と思われたかな?
「あ、あの...
クラスの人なら全員の名前覚えてるの...」
「すご!俺まだ覚えてないのに
入学してから1カ月もたってないのに
よく覚えられるな!」
「ホント?変な人って思わないの?」
「うん。
じゃあさっそく部室っていっても音楽室だけど…
入部届け書きに行こ!!」
手をつかまれ、ひっぱられるように
屋上を後にした
あ、メガネかけるの忘れてた
ポケットからメガネを出し
急いでかけた