悔やみ嘆く思い

俺は山岡さんの後ろを着いていった。屋上は意外と広くて、そして不気味な雰囲気が漂っていた。

山岡さんが立ち止まって俺の方を振り向いた。
「ここだ。実花さんが倒れていたのは」俺は恐る恐るその場に近づいた。

かなりの範囲に広がった赤黒い血の跡。一瞬見ただけで吐きそうになった。

「実花……っ」

゙翔太ーっ、暇だろ?公園でキャッチボールしよーぜ゙

゙おい、それ俺の唐揚げだろ?!お前の唐揚げまだあるだろーが?!゙

゙翔太!俺、化学20点だったわ。やべーよ。教えろよ゙

俺の中心にはいつも実花が居て実花と居ない日なんてなかった。365日毎日毎日一緒に居たよな、実花。

何で隣に居ないんだよ。
何でだよ……

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