コロコロ恋愛
【空海】
やった―!!
「付いた―」
早く入りたい。
「じゃ―私、水族館 嫌だから、雅樹と買い物行くね」
と、実由が言った。
「えっ!神沢くんと二人じゃん」
「いいじゃない。楽しんでおいで!雅樹 行くよ」
うぅ―無理だよ。
絶対、実由はめたよね。神沢くんと二人は無理
てか、神沢くんも嫌だよね。 私なんかと
でも、せっかく来し…
楽しも!気にしない。
そして、中に入った。
「わぁ―綺麗。見て
神沢くん。綺麗だよ」

「本当だな。」
うぅ―気まずいよ。
神沢くん楽しそうじゃ
ないよ。
話題がないよ。
「なぁ―。お前…
好きな人いるの?」
えっ!いきなり。その
質問ですか。どうしよ
「うっ、うん。いるよ」
「そうなんだ。」

「ちなみに、神沢くんはいるの好きな人?」
いるって言われたら、
ショックだな。
「いるよ。」
いるんだ。
すごく、ショックだな。てか、私、神沢くんの事めっちゃ好きだな。
どんな人なんだろ?
綺麗な人?可愛い人?
頭がいい人?
どう言う人が好きなんだろ? 聞いてみよ!
「神沢くんの好きな人って、どんな人?」

「可愛いくて、子供みたいに、目が離せない奴」
「そうなんだ」

「お前は、どんな奴なんだよ」

「かっこよくて、サッカーが上手くて、俺様」

「そんな奴いるかよ!」
「いるよ!でも、たまに優しいの」
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