彼氏はヤンキー私はヤクザ!?





「お前もなんだな…。まぁ小さい頃は、俺も寂しいって思ったかもしんねーけど、今は別に。
あっちこっち親戚の家渡り歩いたけど、どこも合わなかったし。1人が気楽だ」





竜也くんは、そう言うけど、いろいろ我慢して、苦労してきたんだよね。





そう思うとなぜか涙が溢れてきた。





「バカ。お前がなんで泣くんだよ」





「だって…だって…」






―フワッ





竜也くんは、私を抱きしめた。







< 213 / 330 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop