彼氏はヤンキー私はヤクザ!?
あの海で会った奴らと関係あるかもしれない。
確かあの男たちも“10年”とか言ってた。
これからどんなことが起こるのかと思うと足が震えてきた。
「それでだ、真をお前のボディガードとして、学校を編入させたんだよ。
あいつらが何処から狙ってくるのか分からないから」
とお父さんは、私に顔を向けて言った。
私の中で何かが繋がった―…
真の編入に関しては誰も理由を教えてくれなかった。
しかも最近は、竜也くん達と遊ぶ時も真は必ず居た。
それは“私のボディガード”として任されたから。
そうなると…真が怪我したのは私の所為だ…。