彼氏はヤンキー私はヤクザ!?
「お父さん…」
「ん?」
「真が…こうなったのは私の…所為だよ…」
だって、私が狙われてなければ真は“ボディガード”なんてしなくて良かった。
危険な目に遭うことなんてなかったんだよ…?
ベンチでうずくまって泣く私にお父さんが
「優希の所為じゃない。
あいつが……真が『お嬢の為なら』って言ったんだよ。あのな優希…」
「…うん?」
「優希は彼氏がいるんだろ?」
私はコクンッと縦に首を振った。