大嫌い、だけど好き。
「ん゛〜重いぃ〜───‥
もう!!重いんだってば!」
私は上に乗っていた物を
どけてから
何が乗っていたのか
よく見てみると──…
隣には男の人が寝ていた
「は?」
分けがわからない私は
とまどっていた…
選択肢は2つ!
起こすか起こさないか。
本気で悩んでいたら
「あっ起きた?」
大きなのびをしながら
その人は私に行った
「おはよう。莉奈」
「あっ、おはよう…」
────────‥じゃなくて!
「な、私の名前!何で?」
「莉奈が俺の彼女になる人だから」
「え?」
何言ってんのこの人
私があの人の彼女?
あまりにも突然すぎて
いろいろ考えていると
「やっぱ莉奈はかわいいな」
うっすら笑いながら
その人は私にキスをした…
「え?」
それはあまりにも突然て
あまりにも優しいキス〜‥
「俺、岡本 直哉(おかもと なおや)
また会いにくるね、莉奈」
私はまだ知らなかった
あの人のことを
いとおしく思って
止まない日がくるなんて───。