大嫌い、だけど好き。




「ん゛〜重いぃ〜───‥
もう!!重いんだってば!」



私は上に乗っていた物を
どけてから
何が乗っていたのか
よく見てみると──…





隣には男の人が寝ていた



「は?」


分けがわからない私は
とまどっていた…


選択肢は2つ!
起こすか起こさないか。
本気で悩んでいたら


「あっ起きた?」
大きなのびをしながら
その人は私に行った


「おはよう。莉奈」


「あっ、おはよう…」



────────‥じゃなくて!

「な、私の名前!何で?」


「莉奈が俺の彼女になる人だから」

「え?」




何言ってんのこの人
私があの人の彼女?
あまりにも突然すぎて
いろいろ考えていると



「やっぱ莉奈はかわいいな」


うっすら笑いながら
その人は私にキスをした…


「え?」


それはあまりにも突然て
あまりにも優しいキス〜‥




「俺、岡本 直哉(おかもと なおや)
また会いにくるね、莉奈」




私はまだ知らなかった
あの人のことを
いとおしく思って
止まない日がくるなんて───。
< 3 / 8 >

この作品をシェア

pagetop