大嫌い、だけど好き。
あの日から3日がたった。
けど岡本 直哉は
現れなくて…
丁度ぃいと思ってたけど
ふとした瞬間に
でてくるのはあいつの
顔ばっかりで───‥
「どうしちゃったんだろ?」
「何が?」
うわっ!!
声でてた!!
「ぅうん、何でもないよ」
あの日のことは
まだアリサに言ってない
「莉奈、何かかくしてるでしょ?」
図星の私──
やっぱアリサには
隠し事なんてできないと思った私は
あの日の事を話した
あの時は全ての事が
突然で考える余裕なんか
なかったけど
今思えば自然と嫌じゃなかった
「で?莉奈はどぅなの?」
「何が?」
「だから!その人の事!!」
「別に…」
嫌ではなかったけど
好きとかそうゆのはないし…
「何の感情もないの?ずっと
莉奈が探してた出会いなんじゃないの?」
「あたしが…探してた出会い──‥」