捨て子のミライ
誘拐
あの日は、すごく晴れていて冬なのにあたたかかったんだ。
いつも1日のサイクルが決まっている私は今日も午前中に掃除をすませお昼に10ヵ月の息子、亮の離乳食を作り食べさせていた。
窓から差し込んでくる光がまぶしそうに目を細めながら亮は残さず食べてくれた
亮、天気がいいね!お昼寝の前に買い物に行こうか…
私は財布と携帯と鍵、そして亮のおしゃぶりだけを持って外に出た。
ベビーカーに亮を乗せ歩いて10分のスーパーまでの散歩コース。
保育園の横を通り、子供達の無邪気な声がする。
いつもと変わらない
病院の裏口付近を通る。裏口付近では院内で吸えないタバコを吸いだめしてる患者が二人。
いつもと変わらない
病院を通りぬけると閑静な住宅街。遠目に、亮といつも行く公園が見えてきた
いつもと変わらない
公園をぬけるとスーパーがある。亮も起きてるし先に公園で遊ばせて買い物に行こうか…
そう思った瞬間、目の前が真っ暗になった
いつも1日のサイクルが決まっている私は今日も午前中に掃除をすませお昼に10ヵ月の息子、亮の離乳食を作り食べさせていた。
窓から差し込んでくる光がまぶしそうに目を細めながら亮は残さず食べてくれた
亮、天気がいいね!お昼寝の前に買い物に行こうか…
私は財布と携帯と鍵、そして亮のおしゃぶりだけを持って外に出た。
ベビーカーに亮を乗せ歩いて10分のスーパーまでの散歩コース。
保育園の横を通り、子供達の無邪気な声がする。
いつもと変わらない
病院の裏口付近を通る。裏口付近では院内で吸えないタバコを吸いだめしてる患者が二人。
いつもと変わらない
病院を通りぬけると閑静な住宅街。遠目に、亮といつも行く公園が見えてきた
いつもと変わらない
公園をぬけるとスーパーがある。亮も起きてるし先に公園で遊ばせて買い物に行こうか…
そう思った瞬間、目の前が真っ暗になった