夏空のキセキ~星の記憶~
第2章
-次の日-
「実夏ッ」
「あっ!優奈おはよー」
「ぐ、具合悪くない?保健室行かない??」
「??何?どーしたの?あたしどこも悪くないよ(笑)」
「だから…その…
あっだめ実夏ッ」
ガラッ≡З
「えっ?なにこれ…」
“蒼衣と実夏は夜に密会”
「ヒュー♪ヒュー♪
昨日の夜なにやってたんだぁ~!?」
「……………ッ」
「ねぇ実夏。蒼衣くんと付き合ってるの?」
この子たち蒼衣ファンの…………
「付き合ってないよ…」
「じゃぁ昨日の夜二人で何してたのよッ!」
「…………」
イラッ「黙ってないでなんかいいなさいよ!!」
「天文部の星の観察だよ」
「あ、蒼衣くん!?
でも二人で見に行ったんでしょ??」
「あぁ。見に行ったよ
つーかなんで、お前らにそんなこと言われなきゃなんねぇんだよ
二人で星見に行くのがそんなに悪いかよ」
「……っ
実夏は蒼衣くんのことどぅ思ってるの??」
「えっ!?
あたしは……」