夏空のキセキ~星の記憶~
第5章

2学期といえば学園祭シーズン


あたしたちは学園祭の準備に追われる毎日だった



蒼衣は団長ってこともあり、人一倍働いていて、ついに練習中にぶっ倒れた



まぁ軽い熱中症だと思うけど

あたしは蒼衣をバカだと思った(笑)




そんな中優奈がポツリとこんなことを言った


「やっぱり蒼衣いないといろいろ手回らなくなってきてるね」




この一言が始まりだった




「そーだねぇ
まったく蒼衣はあいつはバカ過ぎる」


「実夏
そろそろ起こしてきてよ
もぅいいんじゃない?」

「そーだね
あいつだけ涼しい保健室で寝てるとか許せない(笑)

じゃあ行ってくる」


「いってらっしゃい」


< 29 / 60 >

この作品をシェア

pagetop