夏空のキセキ~星の記憶~
第5章
2学期といえば学園祭シーズン
あたしたちは学園祭の準備に追われる毎日だった
蒼衣は団長ってこともあり、人一倍働いていて、ついに練習中にぶっ倒れた
まぁ軽い熱中症だと思うけど
あたしは蒼衣をバカだと思った(笑)
そんな中優奈がポツリとこんなことを言った
「やっぱり蒼衣いないといろいろ手回らなくなってきてるね」
この一言が始まりだった
「そーだねぇ
まったく蒼衣はあいつはバカ過ぎる」
「実夏
そろそろ起こしてきてよ
もぅいいんじゃない?」
「そーだね
あいつだけ涼しい保健室で寝てるとか許せない(笑)
じゃあ行ってくる」
「いってらっしゃい」