ちょこ恋
こんな形だけど、親孝行をしてるつもり。
「お父さんも運ぶの手伝ってるの!!萌都乃も手伝って!!」
「えぇ…しょうがないな〜!!」
私はぶつぶつ文句を言いながら、もう一度髪の毛、服装を整えて1階へ降りた。
「わぁお…」
降りた1階はまさに殺風景。
家具1つなく、真っ白な壁紙が遠くに広がっている感じ。
私の家ってこんなのだっけ…?
運ぶ物なんて…ほとんどないじゃん。
「萌都乃〜!!あれ運んで〜!!」