ちょこ恋
しかし…どうやったらあのお父さんからこんなイケメンが!?
「…かっこいいですね」
息を吐くようにサラリと言う。
「ありがと♪でもなかなか彼女とか出来ないんだ〜」
彼女が出来ないだと!?
なら私なんか一生出来ないじゃん!!
「それはまだ運命の人と出会ってないからですよ!」
と、苦笑いの私。
「そうだね!頑張るよ!さっ、運ぼ?」
お兄ちゃん…がテレビの端を持つ。
「さすがに俺だけでも運べないからさ」