君は僕の…僕は君の…

-遥side-






誰か…これが嫌な夢なんだと言って…








夢なら早く覚めてほしい…








お願いだから…










家へと帰る道すがら、遥はずっとそう願っていた。









しかし、遥の唇にはまだ秋の感触が残っていた。

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