君は僕の…僕は君の…





閉じ込められている間、

僕達はいろいろな話をした。






遥は亡くなった両親の事を話してくれた。








二人が解放された時、

僕らは手を繋いで
施設の中へと入って行った。














…それからの遥は変わった。





みんなの前でも笑うようになったし、










仕打ちをされても

泣く事が少なくなった。









…そして、
僕らの距離も、

急速に縮まっていった。











< 88 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop