君は僕の…僕は君の…









……












…僕はゆっくりと

瞼を開けた。








体を起こし、


現実を思い知る。






…あぁ…机で寝てたのか…









秋は

真剣な表情で黒板を見る遥の横顔を見た。










…昔の事

思い出してしまったな…








最近はめったに夢で見るなんて事もなかったのに…








遥と離れた当初は

毎日のように
遥と夢の中で会っていた。






思い出しては、


泣いていた日々…









…きっと
遥も今、同じ思いをしているのだろう…










そんな事、


思ったっけな…








< 93 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop