銀髪の王子と黒髪の王女
四六時中、自分の部屋に篭りっきり。
いつも白いフードのついたコートを着て、部屋を出る時や人に会う時は必ずフードを深く被り俯いて、人に顔を見られないようになってしまいました。
久しぶりに外に出たと思ったら、城の庭を歩き回ったり、木の下で本を読むことしかしません。
城を抜け出しては友と一緒に遊び、日暮れまで帰ってこなかった腕白で元気な王子が嘘のように、見る影もありません。
いつも白いフードのついたコートを着て、部屋を出る時や人に会う時は必ずフードを深く被り俯いて、人に顔を見られないようになってしまいました。
久しぶりに外に出たと思ったら、城の庭を歩き回ったり、木の下で本を読むことしかしません。
城を抜け出しては友と一緒に遊び、日暮れまで帰ってこなかった腕白で元気な王子が嘘のように、見る影もありません。