銀髪の王子と黒髪の王女
「ほう・・・。お嬢さん、あなたの魔法ですね。探索の魔法とは・・・、随分と強い力をお持ちのようですね」
魔法使いは少女の方を向いて言いました。
少女は魔法使いに言いました。
「これでも、あたしは王女の国で一番の魔法使いと呼ばれていますからね!!これくらい簡単よ!」
「あなたが噂の天才魔法使いのお嬢さんですか・・・。ならもう、全てわかっていらっしゃるんでしょう?」
魔法使いは問いかけるように少女に言いました。
少女は頷きました。
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