銀髪の王子と黒髪の王女
「馬鹿な!そんなわけ・・・」
王子はそう言いながら、少女を見ました。
少女は肯定するように頷きました。
「!!!!!」
王女は愕然として話を聞いていました。
王女にとってショックでした。
まさか自分も一枚噛んでいるなんて・・・・・・。
その所為で、王子が魔法をかけられてしまった。
そんなこと、夢にも思わなかったのです。
「あたしは旅をしながらいろんな、様々な国を見てきたの。そして、その国の王子や王女の噂をたくさん、国の人々から聞いたわ。その中で、興味深い話があったの」
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