銀髪の王子と黒髪の王女
王子と王女は呆れてしまいました。
王女は思いました。
そんな王子では父さんが私に会わそうなんて思わないです。
正義を愛し国や国民を愛する王様である父さんが、一番嫌いな性格を持つ王子なんて。
王子は思いました。
そんな王子だから断るのは理解できるが、どうして自分を選んでくれたのだろうか?
城を抜け出しては友と一緒に遊び、日暮れまで帰ってこなかった腕白な王子として有名だったんだが・・・・・・。
王子は魔法使いに言いました。
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