銀髪の王子と黒髪の王女
解くための誠意
魔法使いはそんな王女を見て言いました。
「おやおや。王女も噂どおりの人だったんですね〜」
王子は声を出して笑うのを必死に堪えていました。
正義感の強い変わり者だとは聞いていましたが、あまりに自分と変わらない『王女らしくない』王女だとは知らなかったのです。
でも少し嬉しく思いました。
ずっと高嶺の花だと思っていたからです。
王子は必死に笑いを抑えて、魔法使いに言いました。
「質問に答えてないが・・・」
「ああ!あなたが縁談の相手だとわかったのは、王女の国と仲が良かった国の中で一番国から近い国を挙げたら、あなたの国が一番近いと知ったからですよ」
「おやおや。王女も噂どおりの人だったんですね〜」
王子は声を出して笑うのを必死に堪えていました。
正義感の強い変わり者だとは聞いていましたが、あまりに自分と変わらない『王女らしくない』王女だとは知らなかったのです。
でも少し嬉しく思いました。
ずっと高嶺の花だと思っていたからです。
王子は必死に笑いを抑えて、魔法使いに言いました。
「質問に答えてないが・・・」
「ああ!あなたが縁談の相手だとわかったのは、王女の国と仲が良かった国の中で一番国から近い国を挙げたら、あなたの国が一番近いと知ったからですよ」