銀髪の王子と黒髪の王女
四人の緊張が少し緩みました。
王女は明るくなり、魔法使いに言いました。
「それなら!」
「ですが!魔法を解くにもそれなりの誠意を見せてくれなければ・・・。まあ、王女の誠意は見せてもらいましたけど。王子、あなたの誠意は見せてもらっていません!」
その言葉を聞き、王子は少し考え込みました。
自分の誠意とは何なのか?
王女は魔法使いに誠意を見せたというが・・・・・・。
王子は魔法使いに言いました。
「何をすれば?」
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