銀髪の王子と黒髪の王女
王子は少しがっかりしていました。
せっかく元に戻る方法がわかったのに、それが魔法使いではなく「特定の人」でなければ解けないと言われては、がっかりするしかありません。
王子は思いました。
やっと元の姿に戻れると思ってたのだが。
魔法使いじゃなければ、誰が出来るというのだろう?
王女もこんな所までわざわざ来て無駄足だったなんて、俺よりがっかりしている・・・。
ふと、王子は王女のほうを見ました。
王子は驚きました。
「!!王女!」
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