銀髪の王子と黒髪の王女
「大丈夫か!?」
青年は矢が飛んできた方向を見ながら、王子に言いました。
王子は立ち上がり、自分が無事なのを青年に言いました。
「ああ。あんたのおかげで助かった」
王女は王子を見て安心しました。
「何!?何なの!!」
少女は驚いてキョロキョロと辺りを見渡しました。
「どいやら、私たち以外に誰かいらっしゃるようですね」
魔法使いは現状を把握したように言いました。
「隠れているなんて卑怯です!!姿を見せなさい!」
怒った王女は隠れている人物に向かって叫びました。
< 81 / 101 >

この作品をシェア

pagetop