コーチと私の甘いオトナの秘密
『入部するか?』

私は…別な理由でも、バスケしたくないの


『中学で痛めた膝が…恐くて…』

中学で、スタートした時は、センパイ達を押して試合にも出てた


でも膝を痛めてからは…試合からは遠退いていた。


バスケが好きだから…辛かった。


夢に見ていた選抜メンバーには…選考会にすら参加出来ず。

強豪高校でのプレーを夢見ていたけど…諦めた。


『どれ…見せてみろ』

コーチはしゃがむと、私の膝を両方、交互に触りはじめた


『きゃっ』

< 10 / 118 >

この作品をシェア

pagetop