コーチと私の甘いオトナの秘密
『ね…思い出しちゃうね…』


今じゃ幸太は整体師。私は大学生。


だけどあの時私は高校一年だった。


すがりつく私を…抱いてくれたよね。

そのせいで先生辞めちゃったんだよね…。


『俺さ、もう学校、すぐに辞めてもいいから琴音が欲しいって思った…』



『私、怖くなかったし…痛さも忘れちゃうくらいうれしかった』



思い出すだけで…ドキドキしてしまう…

痛くないかって聞いた幸太の潤んだ目、忘れられない
< 115 / 118 >

この作品をシェア

pagetop