守護まにゅある!
ワタシズットミテタノヨ
アナタノコトダイスキナノ
ヤットワタシヲミテクレタノネ
「はっ・・・? 俺アンタのこと知らないんだけど」
片言で訳分からないことを言う女から後ずさると、女は一歩踏み出してきた。
やばい。やばいだろ! 動け俺の足!!!
女の異様な雰囲気に竦む足を無理矢理動かすと、駆け出した。
何処でもいい。女から逃げられれば何処でも・・・!
重いスポーツバッグを肩にかけ直しながら後ろを見ると、女が千鳥足でゆっくりと追い掛けてきていた。
これなら逃げ切れる!
確信したその時。取り巻く空気が急に冷たくなった。
冬だからとかそういう冷たさではない。
背筋が凍るような、恐怖で頭が埋めつくされるような冷たさだ。
ドウシテニゲルノ・・・?
ワタシアナタトモットオシャベリシタイワ
「俺は! 喋りたくない!! 付き纏わないでくれよ」
ヒドイヒト・・・
アナタノキズ
ワタシトイッショウイッショニイテクレタラ
ナオシテアゲヨウトオモッタケド・・・
ソノキズヲミテワタシヲオモイダシテクレルノモウレシイ・・・
ダカラ
キズ、ナオセナイヨウニシテアゲタカラネ
アナタノコトダイスキナノ
ヤットワタシヲミテクレタノネ
「はっ・・・? 俺アンタのこと知らないんだけど」
片言で訳分からないことを言う女から後ずさると、女は一歩踏み出してきた。
やばい。やばいだろ! 動け俺の足!!!
女の異様な雰囲気に竦む足を無理矢理動かすと、駆け出した。
何処でもいい。女から逃げられれば何処でも・・・!
重いスポーツバッグを肩にかけ直しながら後ろを見ると、女が千鳥足でゆっくりと追い掛けてきていた。
これなら逃げ切れる!
確信したその時。取り巻く空気が急に冷たくなった。
冬だからとかそういう冷たさではない。
背筋が凍るような、恐怖で頭が埋めつくされるような冷たさだ。
ドウシテニゲルノ・・・?
ワタシアナタトモットオシャベリシタイワ
「俺は! 喋りたくない!! 付き纏わないでくれよ」
ヒドイヒト・・・
アナタノキズ
ワタシトイッショウイッショニイテクレタラ
ナオシテアゲヨウトオモッタケド・・・
ソノキズヲミテワタシヲオモイダシテクレルノモウレシイ・・・
ダカラ
キズ、ナオセナイヨウニシテアゲタカラネ