怪奇愛好家。
「次、行きます!
無限の本。
図書室で、とある男子生徒が
1冊の本を手に取りました。
その本には、タイトルも著者名も無く、
それが逆に彼の興味をひきました。
表紙を開き、ページを捲る。
彼は思いました。
こんなに面白い本、読んだ事が無い!
そのまま彼は座り込んで、
本を読み続けました。
薄い本だったからです。
しかし、読み始めてみると、
意外にもその物語は長かった。
1時間、2時間経っても、読み終わらない。
その内に、彼もここでは読まずに、
一旦本を閉じて借りていこうと思った。