怪奇愛好家。

2


「どうですか?お姉さま!」

おひたしを口に運ぶ留衣さんを、
キラキラした目で見つめる菜月ちゃん。

テーブルに並んだのは和食中心の惣菜と、
主食は梅とじゃこのパスタだった。

「とっても美味しいよ。塩気丁度いいし」

……このおひたしは、
ただゆでた野菜に、
自分で醤油をかける形だ。

つまり、味付けは自分次第……
2人共楽しそうに笑ってるからいいか。

亮太郎も、啓吾さんに
嬉しそうに話しかけている。

つまり、僕アウェイ!

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