怪奇愛好家。

食事は食べる事に集中したいから、
別にどうでもいいけれど。

……とか思っていると、啓吾さんが
何かを言いたげにこちらを見ている。

なかまにしますか？

→　はい
　　いいえ

みたいな、なんかそんな選択肢が……。




「すごい、美味しいです」

ありがとうございます。と、
とりあえずお礼を言うと、
満足そうにニコニコ笑っている。

いまさらだけど、
この人はやけに僕に好意的じゃないかな。

……どうでもいいか。