怪奇愛好家。

乗り換え後



……昼ごはんを済ませた後、
何故だか今度は留衣さんの車の中にいる。

何故だかっていうか、
亮太郎が交代しようと
言い始めたからなんだけど。


もちろん、菜月ちゃんも一緒だ。
彼女は嬉しそうに助手席に座っている。




「まあ、‘血の公園’って言われるのには
 もう1つ大きい理由があるんだけどね」

「なんなんですか?」

「着いたらすぐに解るわよ」


ねー!と、2人は楽しそうだ。





「まあ、まだ結構かかるから
 他の話でもしよっかー」


「あ、そうだ!私、ちょっと
 気になってた事があるんですけど」


……何だろう?



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