怪奇愛好家。
1話・後編
紹介
「彼が、お姉さんが異次元に行った
東海林 要(しょうじ かなめ)くん!」
高いテンションで紹介される。
「啓吾君はもう紹介したし、いいわね。
それじゃあお姉さま、お願いします!」
「私は萩 留衣 (はぎ るい)
名前でも苗字でも、
好きなほうで呼んで。よろしくね?」
また握手だ。
「はい、よろしくお願いします!」
留衣さんは、
菜月ちゃんとはまた違ったタイプで、
つまりは美人だ。
よろしく と言われて、
断れる男はいるだろうか。